便秘は生活習慣が影響している

便秘の原因は様々なものがあります。
たとえば、食習慣も便秘の原因になります。
好き嫌いをして偏食をすると便秘になりやすいです。
特に野菜を食べる量が少なくなると食物繊維不足になり便が腸に溜まりやすくなります。
食物繊維は便を掻き出す役目をするためです。
また、ダイエットや元から小食で食べる量が少ないとこれも腸への刺激が弱く便秘の原因となります。
水分を十分に摂らないと便が硬くなりこれも便秘の原因になります。

食生活以外にも便秘の原因になることもあります。
仕事時間が不規則であったり食事が決まった時間に摂れないことも便秘の原因になります。
また、適度な運動は腸を刺激します。
運動不足や筋力が落ちてしまうと便を排出する力が弱まり便秘になります。
中にはストレスや緊張といった心因性の便秘の場合もあります。

このようにこれらの原因には様々なものがありますが、生活習慣は大きくかかわっていると考えられます。
便秘解消のためには一時的に何かをするのではなく継続的に生活上での課題を解決する必要があります。
そして、今の生活習慣はこれだけでなく将来的には腸閉塞や成人病などの大きな病気を引き起こす可能性があります。
ですから小さなことからでもいいので少しずつできることを始めてみましょう。
一人暮らしでなかなかバランスのとれた食事が摂れない場合は青汁を飲んでみたり外食でも積極的に野菜を摂ったりする工夫ができます。
運動不足も急にランニングを始めても長続きしません。
少し歩く速度を速めてみたり電車で座る時間を短くしてみたり階段を使ったりという工夫だけでも変わってきます。

一括りに生活習慣と言っても、長年積み重ねてきた習慣ですから簡単にすぐに改善できるものではありません。
しかし、その原因を解決していくと他の体の不調も改善できるきっかけとなります。
そして少しの変化が起きると新たなことにまた挑戦する意欲もわいてくるものです。
是非、自分にできそうな簡単なものから始めて健康な体を手に入れましょう。