便秘解消方法で便秘体質を変える

便秘は慢性化するものです。
便秘解消するためにはからだにできた便秘体質をなくすことが大切です。

便秘には様々な理由がありますが、一番の原因は腸の動きが鈍っていることです。
腸の動きが悪いことは自律神経の働きの悪さにつながります。
手や足は脳の指示で動いていますが、呼吸や血液、消化といった無意識のうちに動いている場所は自律神経がコントロールしています。
この自律神経は腸とつながっており、どちらかが不調になるとともに調子が悪くなります。
自律神経の機能が下がる原因は血液循環です。
ですから、血液・腸・自律神経がともに良好な状態にないと連鎖的にすべてが機能しないくなってしまいます。
そのため、全てを整えないと便秘体質は改善できないですし、便秘体質を改善しないと体の不調が続くのです。

便秘体質になった場合、一度下剤を飲んだくらいでは改善できません。
長期的に今の生活で悪いところを根本から変えていかなければなりません。
そのためには食生活や生活習慣の見直しから始めましょう。

食事は栄養バランスのとれた野菜の豊富な食事にし、毎日三食食べることを心がけましょう。
朝から栄養バランスのとれた食事を摂るのは大変ですが、三食で必要なものがきちんと摂れることを意識すれば問題ありません。
腸がもっとも活発に活動するのは朝です。
ですから朝起きて食事をすることは腸の動きをより活発にし便秘解消に効果的なのです。
また、常温や白湯を朝からしっかり飲むことも効果的です。

そして、発酵食品や食物繊維が豊富な食事を心がけることも大切です。
発酵食品は漬物類、納豆、醤油、味噌などがあります。
ヨーグルトも発酵食品ですが、動物性の乳酸菌は腸に届くまでに大多数の菌が死んでしまいます。
乳酸菌を摂るためにヨーグルトを食べる場合には『菌が生きたまま腸に届く』という表記がされているものを選びましょう。

手軽に便秘解消ができる方法として腸のマッサージがあります。
おへそを中心に腸の形に合わせて『の』の字にお腹を押してあげると腸が刺激され排便を促します。
これはテレビを見ながらとかお風呂に入っている時とか時間を見つけてできますから是非挑戦してみましょう。