子供も楽しく行える便秘解消

便秘と言うと腸の動きが鈍くなった大人がなるものと思われがちです。
しかし、腸の神経が整うまでの小さな子供にも便秘は多いものです。
腸の神経が整うのが2歳と言われていますが遅い子は4歳ころまでかかります。
そして、食生活の洋風化や筋力のない子どもは便秘になりやすく思春期まで悩む子も増えています。
最近では、非行少年・少女の多くは便秘に悩んでいるなどというデータもあるくらいです。

一般的に便秘で病院に行くと下剤や浣腸が処方されることが多いです。
一時的なものであればこれでもよいのですが慢性的な便秘を改善するにはこれらは不適です。
そこで、子供でも嫌がらず行える便秘解消法はないのでしょうか。

食物繊維や乳酸菌が豊富な食事をとることで腸内の活動を活発にすると言う方法もあります。
しかし、食物繊維の多い根菜類や発酵食品である糠漬けや納豆はあまり子供に好まれる食事ではありません。
そこで、子供が嫌がらずできる便秘解消法としてオリゴ糖を使った便秘解消法がおススメです。

オリゴ糖とは甘味も優しく低カロリー、さらに虫歯になりにくいと言う甘味料です。
このオリゴ糖は消化されにくいので腸まできちんと運ばれます。
そして、腸内で善玉菌のエサとなり善玉菌を腸内で増やすことができるのです。
オリゴ糖にもさまざまな種類があります。
野菜に含まれるフラクトオリゴ糖、母乳に含まれるガラクトオリゴ糖、などが有名です。
オリゴ糖は毎日10グラムほどとると便秘が解消すると言われています。
毎日10グラム分のオリゴ糖を食品から摂るとなると相当量を食べなければならなくなります。

そこで、砂糖をオリゴ糖に変えるのがおススメです。
オリゴ糖は熱に強いので調理の際熱を加えても形や効果が変わることがありません。
調理に使うだけでなくホットミルクに溶かしたりヨーグルトに混ぜて食べることもできます。
特にヨーグルトと食べるのは乳酸菌をより効率よく増やせるのでおススメの食べ方です。