お茶で便秘解消の効果を引き出す

毎日の生活でお茶は必ず飲むものです。
お茶にもさまざまな種類があります。
その中でも便秘解消してくれるものと便秘を起こしやすいものがあります。
それぞれが持つ効果について事前に知ったうえで状況に合ったものを選びましょう。

日本人が最も好んで飲むお茶の一つが緑茶です。
カテキンやミネラル、ビタミンといった栄養が含まれるので水分補機をしながら栄養も摂れる優れものです。
しかし、緑茶にはカフェインが含まれています。
カフェインは便を硬くしてしまう効果が含まれています。
食後の一杯程度であれば問題はありません。
飲みすぎるとこれらを引き起こすので便秘になりやすい人は飲む量に注意が必要です。
同様にカフェインを含むウーロン茶も便秘解消効果があるとは言えません。

緑茶と同じく長く日本で飲まれてきたお茶に麦茶があります。
麦茶はミネラルが多く含まれるので夏に好んで飲まれます。
血流を良くしたり胃の粘膜を保護してくれますが、便秘解消効果のあるものは特に含まれていません。
ですから、特にこれらに効果があるとは言えません。

便秘解消に効果のあるお茶にプーアール茶があります。
もともとは中国茶ですが、最近日本でも飲まれるようになりました。
プーアール茶はビタミン、ミネラルといった栄養が豊富ですし、ダイエット効果や整腸作用もあります。
また、冷えも解消してくれるのでお茶の整腸効果との冷え改善と相乗効果で便秘解消が期待できます。

黒豆茶やごぼう茶も便秘解消に効果的です。
これらはカフェインを含まないですし食物繊維も豊富に含んでいるためです。

水の中には食物繊維を含むものもあります。
麦茶を作るときにこのような水を使うと便秘解消効果に役立ちます。
また、いくた便秘に良いお茶を飲んでも氷の入った冷たいお茶では効果がありません。
冷たい飲み物は腸を緊張させてしまい、動きをかたくします。
飲み物は常温やぬるいものにしましょう。
また、喉が渇いてから飲むのではなく、渇きを感じる前から小まめに飲みましょう。
水分は一日の中でトータルで2リットル飲むことが目安とされています。